安佐北区で相続について相談できる弁護士をお探しの方へ

　当事務所は、「可部上市」バス停の近くにあり、広島駅などからバスをお使いいただくと来所いただきやすい位置にあります。

　また、可部駅や河戸帆待川駅からも徒歩１５分程でお越しいただけます。

　国道１９１号線・可部街道沿いと、お車でお越しいただく際にも便利な立地ですので、安佐北区で相続について相談できる弁護士をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。

　ご家族が亡くなると、相続が始まります。

　相続においては、話合わなければならないこと、決めなければならないこと、手続きしなければならないことが多数に上るケースは珍しくありませんし、その中には期限が定められているものもあります。

　一方、ご家族を失ったショックの中で葬儀や法要などを執り行い、またお仕事や家事などの日常生活も続けていかなければならないため、相続を負担と感じられる方は少なくないかと思います。

　また、相続は人生の中で何度も経験する出来事ではないので、そもそも何をすればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

　こういう時、弁護士に相談すると、現状を整理した上で、今後の見通しがどうなるかについてアドバイスを受けることができます。

　また、裁判所で手続きをする場合や、調停・審判・訴訟になった場合には、弁護士に依頼いただくことで、弁護士が依頼者の方の代理人となって手続きを進めることができます。

　一口に「相続の悩み」と言っても、具体的な内容は人それぞれかと思います。

　ここでは、どういった悩みについて弁護士に相談できるのか、いくつか例を挙げて紹介します。

⑴　生前対策（遺言）

　ご自身が亡くなった後の財産はどうなるのか、遺産を巡ってご家族同士の争いにならないかなど、生前から相続についてご不安をお持ちになっている方もいらっしゃるかと思います。

　生前に遺言を作成しておくことで、ご自身が亡くなった後の財産の扱いを決めたり、相続人同士の争いを防いだりすることができるケースがあります。

　ただし、遺言の方式は法律によって定められており、このルールから外れた遺言は無効になるおそれがあります。

　また、例えば遺言に「先祖代々の土地は長男に遺す」と記載した場合、それが具体的にどの土地のことを指すのかはっきりと特定できず、遺言の解釈を巡って却って相続人間の争いの火種となってしまうこともありえます。

　遺言について弁護士に相談すれば、法律面で適切かつ内容が明確で、ご自身の想いをしっかりと反映し実現することができる文章を作成することができるかと思います。

⑵　遺産分割

　ご家族が亡くなるなどして相続が発生し、遺言が残されていなかった場合には、相続人同士の話合いによって遺産の分け方を決めることになります。

　話合いが円満に終わった場合、遺産分割協議書を作成して、その後の相続手続きに入ります。

　遺産分割協議書を適切に作成しないと、亡くなった方の預金を解約できなかったり、不動産の名義変更ができなかったりするおそれがあります。

　そのため、作成にあたっては弁護士に相談することをおすすめします。

　また、相続人同士が疎遠であったり、不仲だったりする場合、話合いがもつれてしまうケースもあります。

　こういった場合、弁護士であれば依頼者の方の代理人となって、相手方との交渉を進めることができます。

⑶　その他の手続き

　被相続人とは疎遠だったので相続財産は要らないという場合や、債務を相続したくないという場合には、相続放棄を検討するべきでしょう。

　相続放棄は裁判所で行う手続きで、申述には期限が定められています。

法律の専門家である弁護士に依頼することで、スムーズかつ適切に手続きを終わらせられることが期待できます。

また、特定の相続人が全財産を相続して、ご自身の相続分が無かった場合などには、遺留分の請求を検討することになります。

遺留分の請求には時効があり、また請求のためには法的な知識が求められるため、弁護士に相談・依頼することでより良い結果を期待することができると考えます。

この他にも、弁護士に相談できることは多くありますので、相続についてお悩みの際はお気軽にご相談ください。